保険選びのポイント

素人にはなかなかわかりにくい「がん保険」

「がん」は今や男女ともに日本人の死亡原因の1位となり、厚生労働省2004年人口動態統計によれば、年間死亡総数のうち3人に1人ががんで亡くなられています。『ビジュアル版がんの教科書』の著書・中川恵一氏によれば、2015年には2人に1人ががんで亡くなると予想し、現在いる300万人のがん患者数は約540万人まで急増すると言われています。このような時代背景から人気の高い保険が「がん保険」です。 がんは他の病気に比べて治療期間も長いことや、健康保険がきかない治療も多く、再発の危険性や転移などで入退院を繰り返す方が多い病気でもあります。がん保険は、このようながんに特化した治療に対する保障を目的としていますが、他の医療保険に比べて免責事項や特約などが多く、素人にはなかなかわかりにくい保険でもあります。がん保険の基本的な選び方のポイントとして、保障期間や入院・手術・退院・通院給付金、夫婦型と家族型の違いなどについてわかりやすくまとめました。

診断給付金
通常の生命保険や医療保険にない大きな特徴はがん保険の「診断給付金」。給付金の支給回数や金額、がんの初期となる上皮内新生物の場合に支給されるのかなど、余命6カ月以内のときに支給されるリビングニーズなど解説します。
入院給付金
長期入院と短期入院を繰り返すがん治療ですが、他の病気と違い医療費がかかるだけに、入院給付金が何日目から支給されるかが重要です。最近では日数無期限のものが多くなっています。
手術給付金
がんは1度の手術で完治しないことも多い病気ですが、手術の際に支給される給付金の額や、転移などして再入院した場合にも給付金が支給されるかなど、手術給付金の対象となる手術についても理解しましょう。
通院・退院給付金
がんは他の病気に比べて退院後も治療のために通院したり、入院や手術をしなくとも通院だけの治療で対応できるケースもあったりと、いずれにせよ治療費が高くなるため、通院・退院給付金は心強い味方となります。
初期ガンの取扱い
がんには、胃がんや肺がん、大腸がんなどさまざまな種類がありますが、すべてのがんに給付金は支払われるのでしょうか?がんの初期と呼ばれる「上皮内新生物」に対する扱いはどうなっているのでしょうか?
高度先進医療
一般の保険診療で認められている医療水準をはるかに超えた高度先進医療は、とくにがんの治療には欠かせないものの、がん保険にセットされていないものもありますが、具体的に高度先進医療について説明します。
保障期間
がん保険には「終身型」と「定期型」の2種類があり、一生涯の保障で安心を手に入れる終身型か、加入当初の保険料を安く抑えることができる定期型で選ぶのかどちらが良いのでしょうか?
本人型かどうか
がん保険には、本人型以外にも夫婦型、本人型があります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、後で後悔しないよう自分のライフプランに合わせることが大切です。保障内容や条件は保険会社により異なります。
契約後のサービス
24時間健康相談サービスやセカンドオピニオンサービス、がん専用のメンタルケアサービスの他、保険会社が運営・提携している施設やショッピングの優待・割引サービスなどがあります。