保障期間

がん保険には、「終身型」と「定期型」の2種類があります。

終身型は一生涯を保障するものです。そのため、加入当初の保険料は割高のようですが、原則、加入時の保険料が一生涯変わらず続きますので、老後の保険料負担は少なくなります。保険会社によっては付加されている特約などは、自動更新時に更新時の年齢・保険料率により保険料が高くなるものもありますが、終身型の最大のメリットは、やはり一生涯を保障されるので安心していられる点でしょう。

一方、定期型は、あらかじめ決められた一定期間または一定年齢までを保障するもので、10年タイプがほとんどです。定期型の場合、加入当初の保険料を安く抑えることができる点が最大のメリットでしょう。ただし、更新時にはその時の年齢や健康状態に応じて保険料が上がってしまいますので、老後の保険料負担が大きくなってしまう点はデメリットとなります。また、75歳、80歳というように一定の年齢以上は更新ができないものもあり、その後の保障の点でも心配です。

がん保険の場合、医療技術の進歩に伴い、10年前と比べても保障内容に差が出てきているのが現状ですので、現在、高度先進医療に対する給付金などがついているがん保険は少ないものの、10年後にはすべての保険にセットされるようになるかもしれませんし、さらに保障が充実した保険が発売される可能性もあり、定期型にして10年後に再度保障内容を比べて検討するという方法もあります。

いずれにせよ、がん保険の場合、"保障"という点で注意が必要です。
がん保険には、「90日待機期間」があり、この間にがんと診断確定されても保障されないケースがほとんどです。通常の保険ならば、申込みをし健康状態の告知(診査)と第1回目の保険料を支払えば保障が開始されますが、がん保険の場合、あくまでも給付金を含めた保険金が支給されるのは、保障期間の初日からその日を含めて91日目からが対象となります。